自律神経を整えるセルフアプローチ:簡単な毎日の習慣で健康改善
YPくん: とむ先生、肩こりや腰がだるいんですけど、何かいい方法はありますか?
とむ先生: いい質問だね、YPくん。自宅で簡単にできるセルフケアを紹介するよ。おでこから頭頂部にかけてのマッサージが効果的だよ。これはYNSAという方法で、頭の中の12の脳神経の反射区をケアするんだ。
YPくん: YNSAって何ですか?
とむ先生: YNSAは「山元式新頭蓋鍼療法」といって、頭部の特定の点を刺激することで全身の不調を整える方法だよ。でも、針は使わないから安心してね。
YPくん: どうやってやるんですか?
とむ先生: まず、両親指を眉の始まりに置いて、ゆっくりと頭頂部に向かって押し上げるんだ。この時、指の腹を使って圧をかけることがポイントだよ。そして、同じくらいゆっくりと元に戻すんだ。
YPくん: それをどれくらいやればいいんですか?
とむ先生: 朝晩2回、それぞれ2往復ずつやってみて。これを続けると、頭や肩がスッキリして、腰のだるさも楽になるはずだよ。忙しい時や休憩中にも短時間でできるから、試してみてね。
YPくん: やってみます!ありがとうございます、とむ先生!
とむ先生: いつでも質問してね。YPくんの健康を応援しているよ!
肩こりや腰がだるい方へ、セルフケアのご紹介です。
気軽に、効果があればぐらいな感じで、やってみてください。続けていただけると嬉しいです。
YNSAではおでこの髪の生え際から頭頂部までに自律神経である12脳神経のツボを機能的にマッピングします。施術の初めなどに頭部に鍼を打つことがありますが、12脳神経の確認を首診で行ってから圧痛や硬結がある場合に対処しています。それをご自身でセルフアプローチしていただくこととなります。
12脳神経 1番から12万まであります。順番に嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経と頭の中に配置されています。それが反射区で治療ポイントとして利用しています。疲れた時、お仕事の休憩時、湯船に浸かっている時、床に入った時、朝目が覚めこれから動こうとした時など少し軽い刺激をあげてください。
具体的には、下記の方法で
両手を使いおでこから頭のてっぺんにかけてのケアです。しっかりやると短時間(なんと1回30秒ぐらい)で頭や目や肩周りがスッキリ。
①両親指を眉頭に置いて、ゆっくりじっくり生え際に圧をかけながら押さえて頭頂の方にあげていきます。
②できるかぎりゆっくりです、急ぐと滑るので慌てずゆっくり圧をかけていきます。
③頭頂まで行ったらゆっくり同じスピードで眉頭に戻していきます。
④爪を立てずに指の腹やサイドを使ってあげておろしを1往復として、2往復から3往復してください。
⑤しっかり押さえて圧を加えてください。肩が凝らない程度にですが。
朝晩2回(各2往復)、一日4往復、多くてもOK。お昼休や、仕事中疲れた時に深呼吸で整えながらやると副交感神経が働くことを感じてリラックスできます。
肩こりや腰がつらい方、ぜひお試しください (^o^)